テーマ・審査委員・賞

テーマ

地球環境をサステナブルなものとして、子供や孫に残していくための「地球にやさしい住生活」を実践できる「空間・仕掛け」の提案をしてください。ここで言う「住生 活」とは住宅の内部空間に始まり、屋外の共有空間・公共空間に展開して行くものです。
“気候変動” という状況の下、“ エネルギー”“水”“食” “3R”“交通”“生物多様性” などの課題を学ぶとともに、下記1〜3のキーワードを重視 した「住生活」をデザインしてください。

(1)家族のコミュニケーション空間:暮らし団欒の中心、食空間、水空間、境界など
(2)近隣のコミュニケーション空間:緑地、路地、境界、水辺など
(3)自然と共生する仕掛け:自然力とハイテクの融合、快適とエコの両立 、目覚める五感など

設計条件

「Real Size Thinking」

2.4m立方の内部に収まる原寸大モデル(プロによる)の制作を前提として提案して下さい。
但し、原寸大モデルは提案する「空間・仕掛け」の一部でも構いません。
(規模の大きい提案の場合は象徴的な一部を原寸大で表現すること。)

応募資格

大学生・大学院生・研究生・専門学校生

審査委員

【関西】

福原 成雄(大阪芸術大学 芸術学部 環境デザイン学科 教授)
池上 俊郎(京都市立芸術大学 美術学部 デザイン科 教授)
中村 勇大(京都造形芸術大学芸術学部 環境デザイン学科 教授 )
遠藤 秀平(神戸大学大学院 工学研究科 教授)
審査委員長 伊久 哲夫(積水ハウス株式会社 取締役 常務執行役員)
[各協賛企業より1名ずつ選出]

【関東】

曽我部 昌史(神奈川大学 工学部 建築学科 教授)
田淵 諭(多摩美術大学 美術学部 環境デザイン学科 教授)
岩村 和夫(東京都市大学 環境情報学部 環境情報学科 教授)
柏木 博(武蔵野美術大学 造形学部 教授)
審査委員長 伊久 哲夫(積水ハウス株式会社 取締役 常務執行役員)
[各協賛企業より1名ずつ選出]

※敬称省略(大学名にて50音順)

賞

・2次審査において選ばれた関西・関東の各5作品には、原寸大モデル制作権利が与えられます。
※原寸大モデル制作費は1作品80万円を上限として支給、原則として事務局が指定した業者で制作して頂きます。やむを得ず他の業者での制作や自らの制作をご希望の場合は協議の上、許可することもあります。
※原寸大モデル制作に至った関西・関東各5作品の出展者には、関西は関東、関東は関西の各審査会に参加する為の交通費を支給予定です。

・原寸大モデルの制作権利が与えられた東西各5作品の中から、3次審査においてそれぞれ最優秀賞及び優秀賞が選ばれます。また2次審査対象となった全作品の中から各企業賞が選ばれます。

最優秀賞(関西・関東各1作品)15万円相当の賞品
優秀賞(関西・関東各1作品)5万円相当の賞品
企業賞(関西・関東各数作品)各協賛企業からの賞品

[特許について]
協賛企業の判断により、全応募作品の中から特許取得価値のある作品については、協賛企業の費用にて特許を申請致します。