|受賞作品|審査員講評|
パナソニック電工賞(関東)
「Evaporating Wall」
多摩美術大学 美術学部 環境デザイン学科
天野健太郎・山田奈津子
[企業講評]
水の気化熱を利用した実例は既に数多くあるが、本提案の空間の境界で気温と光のコントロールを自然と共生させながら両立させる着想を評価した。更に、共生を体感できそうなビジュアル表現に新しい可能性を感じた。実用化に向けては、素材技術やメンテナンス方法など、課題は多くありますが、古くからあった工夫を現在版にアレンジする発想は、快適とエコの両立への課題解決のひとつの方向性として考えさせられる。今後も豊かな発想を期待する。